2011年08月04日

英会話は習い方が全てかもしれない-C

聞こえないと喋れない-2


 せっかく、訪れたアメリカの田舎町で日本人とたむろしながらも、3ヶ月が過ぎていきました。違った生活習慣の中で、驚きの毎日だったのために今でもこの3ヶ月は1年位に感じます。

 その頃でしょうか・・・
 「あれ〜!!!、私英語が上手くなった!!!」
 と思ったのは。

 突然、目の前が開けるように英語のコミュニティーの中に入った気分でした。英語とは突然上達するものだとその時は思ったものです。
 
 それまで、語学学校の先生の言うことはよくわかる。生徒の言うこともよくわかる。なぜなら、先生や生徒が私自身のよく知っている言葉を喋るしゆっくり話すからです。ですが、一歩外へ出て、ネィティブが話す私が知らない言葉や言い方となると途端に何を言っているのかはっきりわからなくなるのです。

 でも、それが突然聞こえるようになったのです!今、考えるとこれは、英語がそれまでより聞こえるようになった時でした。別の言葉で表すと、聞こえる周波数の領域が広くなったとも言えるそうです。
 実際は、自分の英語力が上がったのではなく、単に聴力が上がっただけなのです。

 以前、ある芸能人が留学した時の経験を話しているテレビ番組を見たことがありますが、最初の頃、英語力は地をはいつくばっているようで、なかなか上達しなかったけど、3ヶ月くらい経つといきなりクッと上手になりました。そして、また3ヶ月後にクッと上手になりました。と話をしていましたが、この最初の「クッと」はこの芸能人が英語の周波数が聞こえるようになった時だと私は推測しています。

 英語が突然聞こえるようになった時の爽快感は忘れられません。聞こえるようになると、俄然、英語力が上がったと思うくらいに違うのです。言葉の端々のペラペラと聞こえていた部分が言葉として聞こえる。嬉しいー!
 聞こえるようになると、わからない言葉の意味を話している本人に聞くこともできます。スペルを推測して辞書で意味を引くこともできるのです。

 この当たり前のようなことが、出来なかったのは聞こえていなからだとその時はまったく思っていませんでしたが・・・。

 この頃の私のように、自分は英語ができないと思っていて、それが聞こえてないからだと気づかずに、文法の勉強、辞書でスペルの勉強をしても一向に英語でのコミュニケーション力は上がっていかないのです。

 「寡黙でシャイな日本人学生」のレッテルを貼られた私は、英語が聞こえるようになると、この私への評価も変わっていくこととなります。

 日本人で英語コンプレックスの人の原因の一つにこの「聞こえない」があるのではないかと思います。

 これに対して、中国語は日本語の周波数と英語の周波数の両方をカバーするらしく、どちらの言葉もちゃんと聞こえているということです。

 語学学校に来ていた中国人の人たちは、英語の総体レベルが低くてもよく話しをしていました。どうやったら、そうポンポンと会話を成立することができるのだろうとその頃は不思議に思っていましたが・・・

 ですので、英会話の勉強を始める時は、まず、自分が聞こえているかいないかということを知るのは大切なことだと思います。

つづく

2011年08月03日

英会話は習い方が全てかもしれない-B

語学学校へ

SIU.jpg

 イリノイ州のほぼ南端にあるカーボンデールの人口は約3万人、そのほとんどが学校関係者と聞きます。カーボンデールに12人乗りの飛行機で到着した私は、タクシーに乗り学校へと向かいました。
 学校の敷地はとても綺麗に整備されており、芝生と木々の間に石造りのアカデミックな建物が並んでいました。これが、アメリカの大学か〜。カッコイイ〜。

 緊張とそして、夢を膨らませてスーツケースをガラガラしながら事務所に向かい、必要な手続きを済ませ、寮に案内していただきました。二人一組で部屋を利用する形の寮でした。ここが長旅の最終地点だと思うと、安心感が沸いてきました。

その時です、ルームメイトのものと思われるスーツケースを見つけたのは・・・
「あっ。誰か先に来ている。ドキドキ」
 そのスーツケースには、日本語でその人の名前がかかれていました。その時の何ともいえない気持ちは今でも思い出すことができます。嬉いと思う安心感と外国を求めてきたのにというガッカリ感。

 アメリカ中西部、それもたった人口3万人の小さな町にも日本人が思った以上に滞在していました。夏休のクラスを受講するので、正規の学生はみんな夏休み中で、語学学校の生徒がやたらと目立ちました。世界中から来ています。もちろんみんな英語を練習中の人ばかりです。

 ネィティブの人との対話は学校の先生だけで、街に出てもほとんど人は出歩いていないし、どこに行ったらいいかもわからない状態です。現地の人とのコミュニケーションを期待していた私は、ある意味ガッカリです。そんなことで、結局、日本人との付き合いが多くなっていくこととなりました。

 気を取り直して、ここでの生活を楽しむことにしました。アメリカの生活習慣に関してわからないことは、先に来ていた日本人にいろいろと聞くことができました。私のように、情報取得不足で、右も左もわからない者にとっては貴重な情報源でした。

 私のルームメート、さっちゃんは大阪から夏の間だけの留学で来ていました。最初の2〜3日は、学校そして街の探索です。二人でいろいろな所に行きました。そこで出会ったこと。
 
 「マクドナルトはどこですか?」と聞いても誰も答えてくれなかった。
 「バニラアイスクリーム」と注文したら、バナナアイスクリームがでてきた。
 「ウォーター」と水をレストランで注文したら、コーヒーをカップに継ぎ足していった。

McDonalds.jpg
 
 どれも、これも発音が違いすぎて、相手にされなかったのです。これらは全て和製英語で、日本では、普通に日本語に組み込まれて使用されている言葉です。普段聞いているとそれが当たりまえと覚えてしまいます。
 ネィティブの人の発音を聞くと、まったく違うので、聞くということは本当に大事なことだとその時も思った次第です。

つづく

2011年08月02日

英会話は習い方が全てかもしれない-A

聞こえないと喋れない-1

 私たちが普通にコミュニケーションが出来るのは、相手の話がちゃんと聞こえるからです。「それが当たり前だろう」と聞こえてきそうですが、ですが、ですが、日本語だけの環境にいる人のほとんどにとってネィティブの英会話は実は聞こえていないということを後で知りました。

 私も完全にその一人で、大学の英語のクラスにアメリカ人がやってきて授業をしたりもしましたが、一週間に一回、それもゆっくり私たちにもわかるように話をしてもらっていました。その頃は二重音声のテレビもなければ、Youtubeもないので、生の英語に触れる機会も少なかったのです。それが、いきなり英語を話す社会に飛び込んだので、何を言っているのかわからないのです。

 「ぺらぺら」とはよく言ったもので、本当に英会話は「ぺらぺら」と聞こえるのだということをその時実感したくらいです。
 初めの頃は単語の端々を拾って意味を推測していた。というのが実情です。

 後で知ったことなのですが、日本語の会話と英会話では、周波数が違っているということです。日本語の方が低い周波数で話し、英語の方が高いのです。高い周波数だと、日本人には聞こえにくいのです。とすると、ほぼ聞こえてないというのが、その頃の私だったと推測します。

 特に、th, ed, w, r など日本語にはない発音のほとんどは聞こえてなかったと思います。慣れてないと言えばそれまでなのですが・・・
 相手が何を言っているかわからないと会話は成立しません。そりゃそうですよね。そうすると、私は寡黙でシャイな日本人となってしまうわけです。
 えぇ〜そんな〜。

 英会話を勉強したいという友人たちに最初に話すことはこれです。「日本語の環境だけにいると、英語って聞こえないんだよね〜」すると、みんな「えー!そうなの??」となるのです。

つづく

 
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