2011年09月24日

9月21日、台風の日に…

 首都圏の災害でいったい何が大変かって、電車が全面的にストップすると、どうにも、こうにも何十万人が動けなくなること・・・と今さらながら体験した。

 先日は午後から台風が来るというので、打ち合わせをさっさと切り上げて早々に帰ろうなんて思っていたら、甘かった。
 打ち合わせそのものは、あっという間に済んでしまったのだが、その相手が、台風だから仕事にならないらしく、井戸端会議のように、ダラダラダラダラ。

 私たちは、コーヒーを何度もおかわりをして話に花を咲かした。
「じゃぁ、そろそろ、会社に帰って仕事するか〜」
なんて言って、終わった。

私も話しに夢中で気が付かなかったのだが、その頃には結構風が吹いていた。
自分だけ、さっさと帰るとよかったのだが、雨だからと車を運転してきた相手は私の知らない場所にあるデニーズに連れていってくれた。
車に乗せてもらわないと帰るのが大変状態になってしまっていた。

 そして、地下鉄の駅まで送ってもらった。すると、電車は渋谷までしか行かないという。田園都市線は運転見合わせ。
「えぇ〜」
とにかく電車に乗って渋谷で降りた。
 駅員さんが、バスに乗り換えのための切符みたいなのを手渡しいるのを見て、
「そっか、バスに乗るといいんだ!」
と閃いて。バス停留所へ。

 すると、そこは、誰がどのバスにのるために並んでいるのか、どこが最後尾なのか、さっぱりわからない程の団子状に渦をまいている人の集団があった。

 友人がテレビでこの様子を見ていたらしい。
「そう、そう、私はこの中にいたのよ〜」

 台風は4時間か5時間もすると過ぎ去ってしまうので、そのまま渋谷のどこかで時間をつぶすというのも手かな〜と思いつつ、何もしないで長時間待つよりも、何かをしようと動こうとしながら時間を過ごす方がいいと思って、その渦の中に押し入っていった。

 雨は降ってるし、みんな傘をさして立っているしで、どこが最後尾かさっぱりわからないがここだろうと思うところに並んだ。
私はそれから、1時間バスの停留所で雨風に打たれまくった。
回りに立っている人はみんなずぶ濡れ。私はたまたまカッパを持っていたので、それを着込み、それほどでもなかったが、それでも、これは拷問に近いなぁと思った。
 東京の人はガマン強い!!

 そして、雨に打たれながら、つくづく思ったのである。
大きな災害があった時、東京の二次災害はやっぱり人口の多さからくるパニックになるのではないかと。
今さら、何をと自分でも思ったのだが、実際にそれを体験すると、しみじみ思うのである。

 これが、もし強烈な地震で、もし、津波などが来たら、この団子状態では、どうにもならない。身動きも取れないので、高いビルに逃げ込むこともできないのではないかと思う。そんなことをつつら、つつら思いながら時間をやりすごすし、バスを待っていた。

 5代目のバスが来て、そろそろ乗れるかなぁと期待を膨らませ、やっと乗れると思ったら今度は押し合いへし合いである。
「押さないでください〜」とあちらこちらから声が聞こえるが、
どう、客観的に見ていてもこの押し合いに勝った人がバスに乗っていく。
お上品にしている人は取り残されていくか、または、一緒に押されてラッキーにもバスに乗れるか。というところだろう。
 私は逆に押し出されてしまったので、もとのラインに戻ろうと押し入っていった。そして、やっとバスに乗れた。
「ほ〜〜〜〜っと」
もちろん、バスはトロトロ運転で、なかなか前に進まず。
 でも、待っている人たちもいると思うと自分は何てラッキーなのだろうと思うと同時に、最終的には自分も押し入ってバスに乗ったことに対してビックリしていた。

 途中の停留所でも人が長い列を作ってバスを待っていた。一人バスから降りると三人位が乗り込んでくる。そして、扉が閉まらずなかなか進まない。
 もう少しと思いながら、後ろから押されるのに耐えながらバスに乗っていた。

 やっと、自分が目指す停留所に到着。
 ギュウギュウに詰まれたバスから降りた時には風も雨も止んでいた。
posted by nanami at 10:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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