2011年07月22日

3月11日、震災後に思うこと−I

世界の報道に驚く

 都内のスーパーや食品店はまだ品薄状態でしたが、3月中は何度か仙台に物資を送りました。谷中さんに何が必要か聞きながら品物を選びます。時が過ぎると必要なものも変わっていきます。食品、下着は何時でも必要だそうですが、この頃になると洗剤が欲しいとよく言われました。3月の最後の週には仙台の宅急便も機能しはじめ、群馬ではなく直接仙台に物資を送ることができました。
 
 その頃です。アメリカの友人からチェーンメールが届いたのは。「日本から学ぶ10のこと」と題されたメールでした。

Ten things World can learn from Japan.

1.THE CALM :冷静  
  誰も叫んだり、怒鳴ったりというような感情を吐き出さない。
2.THE DIGNITY :品位がある
  水や食料品の取り合いや、そのために汚い言葉で他人を罵ることをしない。
3.THE ABILITY :技術
  すばらしい建築技術。建物は揺れるが崩壊をしない。
4.THE GRACE :思いやり
  買い物をする時は他人のことも考え自分は必要な分だけを購入する。
4.THE ORDER :秩序
  商店、銀行の強奪がない。
6.THE SACRIFICE :犠牲
  原子力発電所では50人が自分を省みず海水を注入する作業をしている。
7.THE TENDERNESS :優しさ
  食堂では価格を下げて提供。ATMが無防備に残され、強い者が弱い者を助ける。
8.THE TRAINING :訓練
  老人も子どもも何をすべきかわかっており、実行している。
9.THE MEDIA :メディア
  被災の様子を長い間伝えているが、バカなレポーターはいない。皆冷静に状況を説明している。
10. THE CONSCIENCE :良心
  停電になった時、買い物中であれが商品をもとに戻して立ち退く。これが日本です。

 ふ〜む。
 私的には、少し話しがオーバーになっているところもあるような気がしますが、それにしてもアメリカの方たちはこういうことに驚くのか・・・。我々日本人は普通のことなので気がつかないし、だから、それ・・・が・・・何だというの?という気持ちにもなるのですが、世界の人々にとっては驚きの事実として様々な形で報道されたようです。

 下は、他国のニュースのヘッドラインを集めたものです。

●米紙 
「不屈の日本」社説
11日に日本を直撃したような規模の地震からは、どの国も無傷ではいられない。その被害にもかかわらず、1億2600万人の人口を抱えるこの島国が1900年以降で5番目の規模の大地震にいかに適切に対応しているかは、注目すべきことである。

●ベトナムメディア
「怒鳴り合いもけんかもない」「本当に強い国だけがこうした対応ができる」「われわれが学ぶべき多くのことが分かった」

●インド紙 ビジネスライン
天井や壁が完全に崩れ落ちるような災害の中でもすべての規律が保たれていた。

●中国紙
「日本人の冷静さに世界が感心」との見出し

●ロシア・タス通信
「ほかの国ならこうした状況下で簡単に起こり得る混乱や暴力略奪などの報道がいまだに一件もない」

 上記のチェーンメールの内容を確認するかのようなニュースの見出しです。そして、アメリカの友人の一人でその時は仕事でインドにいたようで、インドから電話がかかってきました。

 「大丈夫か〜!地震は?原発の状況はどお?」などと、残念ながら原発に関しては海外でのニュースの方がより情報が公開されていると言われていた時です。

 その友人が何度も、日本人の態度、その行動に世界の人が感動しているよ。アメリカはもちろん、インドでもそうみたいだ。と言っていただきました。

つづく
posted by nanami at 12:25| Comment(0) | 3月11日、震災後に思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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